鳥に似た生物は?
鳥に似た生物
疾走離陸説で鳥の進化を考える場合、
似た様な生物が他に居ない事がネックとなります。
しかし、荒れ地を素早く飛ぶように走る小動物はいます。
それは、、、
「うさぎ」です!
おっと!図を間違えました。
こりゃ、失礼。
鳥とウサギ
日本では昔からウサギを「1羽2羽」と数えます。
ぴょんぴょんと飛び跳ねているので、大きい耳を「翼」に見立てて
「ウサギは鳥やからな。食ってもエーんや」
なんて江戸時代でも食べていたと言う話も在りますね。
これはアナガチ的外れではありません。
ウサギも鳥も、強靱なフトモモの力で、長い後ろ脚を振り回し、
ストライド走法で野山を駆け回ります。
鹿や馬など、脚の速い動物は似た様な脚の構造を持ちますね。
筋肉
鳥の翼や脚の骨を観ると、結構細いですね。
しかし、胸やフトモモの筋肉は強靱です。
で、脚のヒザから下や、翼のトコロは細いです。
これはテコの原理で考えると、素早く走る為の構造です。
図の通り、少し筋肉を動かすだけで、手足の先は長距離移動します。
こんな理屈で、素早く動くのです。
その代り重い物を動かす事には適していません。
そんなワケで、木をよじ登るには不向きな体格なのです。
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