sumi 整流効果 sumi


sumi 整流効果 sumi
整流効果
飛行機や鳥が飛ぶ時に必要な揚力。
これを獲得するのは「ベルヌーイの定理」による揚力の他に、
整流効果による揚力も獲得しています。
翼をちょっと上に向けて、空気の流れを下に押し下げます。
空気を押し下げる力の反作用が、上に向くのです。
これは分かりやすいですね。
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sumi ムササビの整流効果 sumi
ムササビの整流効果
ムササビは皮膜の翼を広げ、ナナメ下に降下していきます。
身体は空気の流れに対して、やや上向きにします。
これで、空気の流れが押し下げられて、その反作用で
揚力が獲得できます。
ムササビやモモンガなどの、皮膜滑空生物は、この上向きの角度(仰角)が
鳥よりも大きいみたいです。
皮膜の翼の形が正方形に近く「アスペクト比」が小さいのです。
この翼の形は、失速を起こし難いのです。
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sumi 原始鳥類の整流効果 sumi
原始鳥類の整流効果
鳥の仰角はムササビよりも小さく、平均は6度の様です。
鳥の整流効果も、空気を押し下げて揚力を獲得するのに利用しています。
もっとも、鳥の整流効果は、乱気流を抑えるために、
風の流れを整える効果の方が、大きいでしょう。
空気抵抗をできるだけ少なくするのです。
鳥の羽毛は、皮膜よりも比較的もろいですからね。
とくに、原始鳥類の羽毛は、現在の鳥類よりももろいでしょう。
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sumi 樹上鳥類の末路! sumi
樹上鳥類の末路?
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原始鳥類が、仰角を付け過ぎても、
やっぱり、こうなっちゃうでしょうね。
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