sumi ホントに木登りできるの? sumi


sumi ムササビの木登り sumi
ムササビの木登り

ムササビは爪を引っ掛けて木登りできます。
身体が柔軟で手足も器用です。
身体を樹に密着させて、楽な姿勢で木登りできます。
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sumi キツツキの木トマリ sumi
キツツキ

キツツキなど樹にとまれる鳥もいますが、
実は鳥の背骨は、翼を羽ばたかせるために、頑丈で固く柔軟性がありません。
股関節も柔軟性に欠け、脚は前後にしか動かせません。
そういうワケで、こんな感じで、身体を樹から離してとまる姿勢になります。
骨格が柔軟では無いのは、恐竜も同じです。
原始鳥類や恐竜が、爪を使って樹に登ったとしても、
この様な可成り無理な姿勢を強いられます。
恐竜も鳥も、哺乳類と比べたら樹上生活には適していないのです。
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sumi ハシゴで登る1 sumi
腰を浮かせる

ハシゴを登る時を考えてみましょう。
脚が邪魔にならない様に、腰を少し浮かせて登る時がありますね?
それでも、あまり身体がハシゴから離れない様に姿勢をとります。
身体が柔らかい人間だからこそ出来るポーズです。
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sumi ハシゴで登る2 sumi
身体を捻る

ハシゴを登る時、
脚が邪魔にならない様に、腰を捻る場合もあります。
身体がハシゴに近付くので、ラクな姿勢です。
鳥や恐竜の場合、腰を捻る事が出来ないので、このポーズは無理です。
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sumi ハシゴで登る3 sumi
ガニマタ

ハシゴを登る時、
脚が邪魔にならない様に、ガニマタになる場合もあります。
男性ではこれが一般的で、ラクな姿勢でしょうね。
鳥や恐竜の場合、股関節が柔軟では無いので、ガニマタも無理です。
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sumi ハシゴで登る4(無理な姿勢) sumi
無理な姿勢

ハシゴを登る時、
鳥の様に脚を伸ばして、身体をハシゴから思いっきり離してみると、、、
かなりツライですね。
鳥はカナリ無理な姿勢で樹上生活を送っているワケです。
飛べる前の「羽毛恐竜」時代では、樹上生活はしていなかったと考えられています。
もし、「樹上降下説」を採用すると、なぜ鳥類が樹上生活に適した身体になっていないのか?
説明がツライのです。
樹上生活に適した身体を獲得した恐竜にニッチを奪われてしまいそうですね。
その上、実は恐竜のシッポも固いのです。
樹上降下説を唱える人は、背骨をギプスで固定して、お尻に固い1メートルの竿を付けて、
樹に登ってみてくださいな。
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sumi ハシゴで登る5(さらに無理な姿勢) sumi
さらに無理な姿勢

実際の鳥はカカトから先が長く、
カカトを樹から離してとまります。
足の指の握力だけで樹にとまっているのですよねえ。
キツツキの場合は脚は曲げて、カカトから先を樹に垂直に立てています。

そこで、特製の鳥脚トゥシューズを履いてもらいましょう。
鷲掴みする爪は、足の指の力で操作します。

無理っぽさ満点ですね、、、、
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sumi トカゲ(参考) sumi
トカゲ

ちなみに恐竜とトカゲは違う生物です。
この通りガニマタで、手首やカカトを樹に接地できます。
身体も尾っぽも、とても柔軟です。
身体を樹にフィットさせてラクチンに樹に登ります。
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