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空中キックスケート! |
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原始鳥類の滑空は、キックスケート! |
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滑空すれば、地面との摩擦抵抗が減り、長距離を速く楽に移動できます。 羽ばたくパワーの弱い原始鳥類の場合、高くは飛べません。 それで、翼の揚力で空中を滑り、時々地面を蹴って推進力を出します。 これは、キックスケートを同じ要領ですね。 キックスケートの方が普通の走るよりも、楽に速く移動できます。 翼の揚力が、キックスケートのローラーと同じ役割を果たすのです。 |
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トビウオの水平飛行 |
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こういう滑空方法は、トビウオが実施しています。 揚抗比のページで描いたとおり、 トビウオの尾ビレは下の方が長いのです。 尾ビレを水中に差し込んで、激しく左右に振ると、 推進力が生じます。 条件が良ければ、時速60キロ! 距離は400メートルから500メートルも滑空可能と言われています。 身体も流線形で、空気抵抗は少ないのです。 空中の方が、海中よりも、抵抗が少ないのです。 |
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ダチョウの場合 |
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「疾走離陸説」でよく言われるツッコミ
なぜダチョウは速く走るために羽毛を進化させないのか? ダチョウは重過ぎて飛べません。 重くても速いので、かなりの運動エネルギーを出しますね。 これで空気抵抗に打ち勝つ事ができるのです。 軽い普通の鳥が速く走ると、空気抵抗がシビアになります。 同じ大きさのピンポン球と鉄の球を、同じ方向に同じ速度で飛ばしてみたら? 重い鉄球の方が、より遠くに飛びます。 重い鉄球を飛ばす方が、より大きいエネルギーが必要なので、空気抵抗の影響が弱いのです。 戦国時代の鉄砲玉ですね。 軽いピンポン球の場合。無回転で飛ばしてみたら、野球のフォークボールと全く同じく ストンっと落ちてしまいます。 |
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