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疾走離陸説-重心問題の解決1 |
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哺乳類の首 |
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現在の哺乳類さんたちは多種多様で、首の長さも色々です。 ですが、首の長いキリンや鹿も、首の短いモモンガやハリネズミも、 首の骨の数、頚椎数はみんな同じ「7本」です。 キリンさんは、1本あたりの首の骨がとても長いのです。 地上で暮らしている動物は、首が長い傾向があります。 高い視点を獲得して、遠くを見渡すためですね。 こう言う動物は樹に登れない動物が多いです。 樹上で生活するモモンガや猿やリスなんかは首が短いです。 樹の上では長い首が邪魔ですし、高い視点も獲得できるからです。 また、樹上生物にはツノなどの出っ張りが無い生物が多いです。 ハリネズミは木登り出来ますが、脚や腹にはハリは生えていませんね。 |
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猿や人の首は短い |
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猿から進化した人類も 首は短いですね。 脚は直立しましたが、長い首の獲得はまだまだの様です。 この人は、暴走族の山形君です。 |
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イスカンダル星のスターシア女王陛下も 首は細いけど、キリンよりは短いですね。 まあ、古代守氏と結婚できるのですから、同じ人類の様です。 |
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新造人間キャシャーンさんも、 普通の人類とおなじくらいの首の長さです。 アンドロ軍団との戦いには長い首は不要の様です。 |
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恐竜と鳥の首 |
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恐竜と鳥類の共通点の一つが「長い首」です。 恐竜の頚椎数は、実は種類によってマチマチです。 草食恐竜の竜脚類は、御存知の通りとても首が長く頚椎数も多いのです。 マメンチサウルスの頚椎数は19個もあります。 獣脚類も肉食なのに、哺乳類に比べたら首が長く、頚椎数も9個から10個もあります。 鳥類も同じで、始祖鳥やミクロラプトル・グイも含めて、みんな首が長いのです。 鳥類は獣脚類から進化したと考えられているので、頚椎数も9個か10個では無いでしょうか? この特徴は地上生物の特徴ですね。 現在の鳥を観てみると、頚椎数はバラバラで、樹に登れない鳥の首は長い傾向がある様です。 現在の脊椎動物で一番頚椎数が多いのは白鳥で、25個です。 サギも16個から17個の頚椎数で、とても長いのです。 樹や電線にとまれる鳥の首は、短い傾向にありますね。 もともと首の長い鳥類は、地上走行生物と考える方が妥当では無いでしょうか? この長い首は、地上から飛び立つのにとても役に立つのです。 |
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