sumi 木登りできるの? sumi


sumi ミクロラプトル・グイ sumi
ミクロラプトル・グイ

白亜紀前期のミクロラプトル・グイ。
鳥の直接の祖先ではありませんが、
鳥の様に飛んでいたと考えられています。
四肢に風切り羽があり、
世間では樹上生活をしていたと言われています。
このスタイルなので、地面を走れないと言われていますが、、、
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sumi グイの木登り? sumi
グイの木登り
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ミクロラプトル・グイの後ろ脚にはカギ爪がありますが、
後趾(こうし)があまり長く無いので、木登りには四本脚が必要でしょう。
前脚、と言うか手には爪がありますが、、、
指が華奢で長いので、テコの原理からして、とても力が入り難い体格なのです。
木登りに向いている体格とは考え難いのですが、、、
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sumi ムササビと獸脚類 sumi
ムササビ

御存知のムササビです。
手の指は、この通り短く力強い形になっています。
この手で木登りしちゃいます。
参考のサイトはコチラ。
「日本のけものたち」
イラストはこの絵の模写です。 「ムササビ」

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ティラノサウルス

こちらは獸脚類のティラノサウルス。
大腿骨の付け根は「ビア樽」の様な形で、
車軸の様に骨盤にハマっています。
とても頑丈な構造です。
この腰の骨格で、後脚を前後に振り回して走ります。
しかし、股関節は柔軟では無く、大股開きは不可能です。
獸脚類は鳥も含めて同じ様な構造で、
直立ニ足歩行で速く走るのに適しています。
が、樹上生活には不向きな骨格なのです。

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sumi ミクロラプトル・グイの木登り sumi
羽が邪魔
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獸脚類から進化した鳥は元々、木登りには不向きな骨格です。
しかも、四肢から風切り羽が生えていては、、、
腕の下に向いた羽は、木に押し付けられて折れてしまいそうです。
後脚の羽は、何とカカトの下から生えています!
こんな脚で、どーやって木登り出来るんでしょうか?
全然、デッサンが出来ません!羽が折れちゃいます!
教養テレビなんかのCGではヒョイヒョイと木登りしてますが、、、
あれらの映像は、かなり誤魔化しています。
極めて不自然な体勢で、全然納得出来ません。
樹上降下説を唱える人々は、ちゃんと納得出来る図解を公開して頂きたいモノです。
今まで観た事がありません。
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