ミクロラプトル・グイの復元

	ミクロラプトル・グイ　化石からの復元
ミクロラプトル・グイ(Microraptor_gui)の化石写真から大まかな復元を描いてみました。 写真はWikipediaからダウンロードしています。 中生代の白亜紀前期に生息した小型の羽毛恐竜です。 ドロマエオサウルス科と言う事です。 前脚だけでなく、後脚にも羽が生えてます。 化石発見者らは 「後脚の羽が邪魔で速くは走れない。爪もかぎ爪なので樹上生物」 と言っているみたいですが、後脚の羽は木登りには更に邪魔です。 また、観ての通り後脚の指は短く枝を鷲掴みできない構造になっています。 これでは樹にとまれません。 後脚のかぎ爪も第２指（人差し指）だけみたいですので、 他のドロマエオサウルス科の恐竜みたいに第２指だけ持ち上げて走っていたと考えます。

ミクロラプトル・ザオイアヌスの復元

	ミクロラプトル・ザオイアヌス　化石からの復元
ミクロラプトル・ザオイアヌス(Microraptor_zhaoianus)も化石写真から大まかな復元を描いてみました。 写真は海外のWikipediaからダウンロードしています。日本には無かったのですよねー。 ミクロラプトル・グイは、このミクロラプトル・ザオイアヌスと同一の恐竜であるとの意見もあります。 まあ似てますね ミクロラプトル・グイと言う名前は無くなり、ミクロラプトル・ザオイアヌスになってしまうかも知れません。 ミクロラプトル・ザオイアヌスの化石の方が四肢の爪がハッキリと残ってますね。 この写真を観ればハッキリ分かりますが、後足の指は短すぎます！ 樹の枝を鷲掴みも出来ないし、樹上で身体を支える事なんかできません！

ミクロラプトルの想像図

	ミクロラプトルの想像図
ミクロラプトル・ザオイアヌスとミクロラプトル・グイの化石写真から想像図を描いてみました。 こりゃ樹に登ったり、枝にとまったり、電線に掴まったりは出来ませんね。 地面の上を速く走る生物は足の接地面が小さくなる傾向にありますが、ミクロラプトルも同じ特徴があります。 大きい画像もありますので。ココをクリックして下さいな。 ものすごく大きい画像ですので要注意！

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