sumi 滑空について、よくある勘違い sumi


sumi 水平に飛び出しても…… sumi
水平に飛び出しても……
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もし、木登り出来る羽毛恐竜が存在したとして、樹の枝から水平に飛び出したとしましょう。
恐竜は走行に適した体型ですが、身体が柔軟では無く、ムササビやトビヘビの様な1発ジャンプには不向きです。
水平に飛び出しただけでは飛行に充分な速度(離陸速度やら失速速度)が出せないでしょう。
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sumi おちるよね sumi
おちるよね
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翼を広げて横に飛び出した場合。揚力は弱く、空気抵抗も発生し、飛べません。
落下しますが、重力と反対方向に弱い揚力と空気抵抗が働きます。
落下速度はナカナカ上がらず、中途半端な速度で落ちて行きます。
高い高度から落ちても、飛行に充分な速度は出せずに、落っこちてしまいます。

まあ、フィクションでしか存在しませんなあ。
よしんば滑空できたとしても、効率が悪いのです。
相当の高度差を必要とします。
まあ、こんな事を考えるのは素人です。

実例としては、失敗した紙飛行機。
紙飛行機を投げ飛ばす速度が遅かったり、紙飛行機の出来映えが悪かったりしたら、
途中で空気の壁に当たった様に急速に減速し、揚力を失い落下します。

または失敗した鳥人間コンテストの滑空機。
これまた飛び出す速度が遅かったり、飛行機の出来映えが悪かったりしたら、
途中で空気の壁に当たった様に急速に減速し、揚力を失い落下します。

高所からの滑空では、垂直方向に飛び出して、翼を広げず自由落下で降下し速度を出した方が効率が良いのです。
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