sumi 動物の脚の比較 sumi


sumi 鳥と他の動物との足の比較 sumi
足の比較
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足の比較
鳥の足の「ヒザ」は人とは逆の様に見えますね。
これ、実はヒザでは無く「カカト」なのです。
鳥は何と爪先立ちで歩いているのです!
実は鳥だけでは無く、ほとんどの動物が爪先立ちなのです!
御存知の通り、ウマなんか指先だけで立ってます。器用なり。
こう言った動物を「趾行動物(しこうどうぶつ)」と言います。
ウマは「蹄行動物(ていこうどうぶつ)」と言います。
趾行動物や蹄行動物は、地面の上を走り廻るのに適しています。
私達、人を含むカカトを地面に付けて歩く動物を「蹠行動物(しょこうどうぶつ)」と言います。
サルやリス、中生代の翼竜などは、樹上で生活する為、木の幹にしがみつき易い様にカカトを付けて歩く傾向にある様です。
こういった事から、鳥は元々、地上を走行する動物だと考えてます。

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sumi 飛行生物の手足の比較 sumi
手足の比較
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飛行生物の手足の比較
コウモリや翼竜、ムササビの手足は小さく、指先に力が入り易い形になってます。
容易に木の幹や枝に掴まれます。翼竜は推測ですけど。
しかし、始祖鳥の爪はどうでしょう?
手首から指先まで、ビローンと長く、指先に力が入り難い形になってます。
手も後ろ向きのポーズが自然なので、こんなので木によじ登れるとは思えません。
足の指も木を掴める形になってません。
まあ、そんなこんなで「翼に爪がある」と言うだけで木に登れるとは思わない方がヨサそうです。
大体、風切羽が木登りに邪魔になります。
現在の樹上に住む鳥類は、足の指だけで木に登れる様に進化してるのです。

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